![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店舗外観](http://kura1.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381265.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店舗外観 posted by (C)とく@Twingoな日々
内房・富津界隈では古くから「当たり前」な存在だったという、通称「竹岡式ラーメン」。かつては知る人ぞ知る存在でしたが、近年は千葉県外のラーメン好きの間でもそれなりに広く認知されている模様。
その元祖たる、竹岡の「梅乃家」(うめのや)に行ってまいりました。
お店に近付いただけで、チャーシュー煮込んでるイイ匂いが、辺り一面に漂ってます♪お店の存在自体は知っていたものの、週末にお店の前(木更津から南房総・館山方面へ抜ける主要国道127号線・内房なぎさライン)を通るたび、その大行列ぶりに素通りしていました(笑)。
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 看板](http://kura2.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381273.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 看板 posted by (C)とく@Twingoな日々
そして、素通りしていた理由はもうひとつ。その素性にあります。
竹岡ラーメンの特徴は独特の作り方にある。スープは、醤油ダレに麺茹でに使用した湯(または何も入れず沸かした湯)を入れるのみである。その醤油ダレにはしっかりと肉のうま味が溶け込んでおり、湯を加えることで見た目は濃いがまろやかな味のスープとなる。薬味には玉葱の角切りを使う。
(ウィキペディア「竹岡ラーメン」より引用)
お湯ですよ、お湯。お湯に醤油ダレ。そしてその醤油ダレは・・・
そして、一番驚かされるのがスープ。他のラーメン店が一番気を使い、一番時間をかけているであろうスープ作り。「梅乃家」のダシは麺を茹でた「お湯」なのである。その「お湯」でチャーシューの煮汁を割ったのが「梅乃家」のラーメンのスープになるのだ。それでいて、行列が出来るほどの人気ラーメン店になるのだから、他のラーメン店主がこれを食べたら驚くに違いない。実際、「博多一風堂」の河原さんや「支那そばや」の佐野さんも訪れて、驚嘆の声をあげている。
([ラーメン] All About「竹岡式ラーメンの元祖「梅乃家」がFC展開?」(大崎 裕史さん)より)
・・・そんなハナシを知っていたため、あの行列を前に「うーん、うーん」と意を決することが出来ず(笑)、そのまま行かず仕舞いだったのでした。
ところがそんなある日。平日に近隣でお仕事があり、昼過ぎに竹岡界隈を通ることに。
おお、これはまさに千載一遇のちゃーんす!
この日同行の方々もこぞって「グルメ」なため、竹岡ラーメンはもちろんご存知(でも未経験)。
満場一致で決定! 空いているであろう14時頃に伺ったのでした。
長い前振りでゴメンね(笑)。
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] メニュー](http://kura2.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381294.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] メニュー posted by (C)とく@Twingoな日々
メニューはシンプル。
「ヤクミ」が気になります。
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店内の様子](http://kura1.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381352.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店内の様子 posted by (C)とく@Twingoな日々
三角形状の小さな店内にはこれ(と手前の座敷8席)しか席がないので、週末の混雑もやむなしか。
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店内には懐かしいピンクの電話が現役で活躍中](http://kura2.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381282.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 店内には懐かしいピンクの電話が現役で活躍中 posted by (C)とく@Twingoな日々
懐かしいピンクの電話も現役で活躍中。
さ、いただきましょう!
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] ラーメン 600円なり(チャーシュー麺にあらず!)](http://kura3.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381306.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] ラーメン 600円なり(チャーシュー麺にあらず!) posted by (C)とく@Twingoな日々
ラーメン 600円
おお、スープが黒い!
そして肉厚のチャーシューがこれでもかと入ってる。チャーシュー麺じゃないですからねこれ。
ただし+100円でいただけるチャーシュー麺のほうも気になるのは確か・・・
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] ツンとした辛味が醤油スープと絶妙に合うやくみ(刻み玉ねぎ)。50円のオプション[※写真は2名分]](http://kura1.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381321.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] ツンとした辛味が醤油スープと絶妙に合うやくみ(刻み玉ねぎ)。50円のオプション[※写真は2名分] posted by (C)とく@Twingoな日々
ヤクミ 50円(写真は、あとから頼んだところ「はいこれ2名分ね」とおばちゃんが別盛りしてくれたもの)
店内に漂うチャーシューのなんともいえぬ香りで食欲中枢に刺激MAX!
ヤクミも載せて(麺の下に沈めて)・・・さ、いただきます!
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 麺はなんと「乾麺」!!](http://kura3.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162381339.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] 麺はなんと「乾麺」!! posted by (C)とく@Twingoな日々
いかにも乾麺っぽい縮れっぷり。スープを良く吸う! 食べても食べても減らない(笑)。
で、その気になるスープ、見た目よりもあっさり。
そりゃそーだもともとお湯なんだから(笑)。
でも「これでいいじゃん」な気分になる複雑な味わいっぷりに驚く。煮汁、恐るべし。地元・富津産の醤油を使用しているそうな。
玉ねぎのヤクミも、生の辛味・風味が効いてて、確かにこれは入れたほうがいい。単調なスープにアクセントが加わっています。
![20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] チャーシューは肉厚!](http://kura3.photozou.jp/pub/454/347454/photo/162386498.jpg)
20121203_梅乃家[竹岡ラーメン] チャーシューは肉厚! posted by (C)とく@Twingoな日々
肉厚チャーシューもボリューム満点。ちょっと焦げっぽい(いや実際煮込んでる間に焦げたのだろう)香ばしい匂いも、また風味となっていい按配になってる。
こりゃハマるのも分かる。旨い!
うーん満足満足・・・
ごちそうさまでした。
空いた平日がお勧めですよ!
◎梅乃家
■住所:千葉県富津市竹岡401
■電話:0439-67-0920
■営業時間:10:00〜19:00
■定休日:火曜日
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